こんばんは。馬込沢うすくら歯科、院長の薄倉勝也です。

先日、所属していました千葉大学口腔外科のOB会がありました。頑張っている同期や後輩、お世話になった先輩方に会うのはいいものです。

私は歯科医師を志したのは千葉大学口腔外科のおかげです。祖父が口腔ガンを患い、命を助けていただきました。祖父を担当してくださった先生はいまは防衛大学の教授になられておりますが、私が入局した時は千葉大学におられたくさんのご指導をいただきました。

OB会でお話しする機会がありましたので「私が歯科医師になったのは先生のおかげです。」と伝えると「そう言ってくれるのは嬉しいが、そろそろ自分なりの医療のアイデンティティーを持たなくちゃいけない世代。真似をするのは簡単で、自分なりの医療を見つけなさい。」と言われました。私は今まで目標とする先生方のように、患者さんのためと思って治療をしてきました。ですが、それは当たり前のことで先生方はそれ以外にも何か目指すものがあったり、信念を持っているんだと気づかされました。ある漫画に「目標とする人を真似し続ければその人になれる」という描写があり、そうなれればいいと思っていました。ですが超えることを目標にしなければ達成できないんだと気づかされました。

退局しても影響を与えてくれる素晴らしい先生、歯科医師になった原点でありいつまでたっても私の変わらない目標です。また頑張ろうと思わせていただきました！とても大きい宿題をもらってしまいましたが、ゆっくり自分なりの医療を探したいと思います。

馬込沢うすくら歯科　薄倉勝也