馬込沢うすくら歯科

鎌ヶ谷市東道野辺の一般歯科・口腔外科・矯正歯科・小児歯科

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患者さんからご配慮

こんにちは。馬込沢うすくら歯科、院長の薄倉勝也です。

先日のことです。衛生士が処置を始めようとすると、患者さんから一枚の紙を渡されました。そこには・・・

「熱はありません。咳もありません。来てしまってすみません」と言った内容のお手紙。

いつもたくさんお話しさせて頂き、診察もとても楽しくさせていただいている患者さんからのお手紙。その後もなるべく喋らないようにされてらっしゃる患者さん。

マスコミによる報道で、歯科医院での感染リスクについていろいろとお考えくださったのでしょう。私たちといたしましては最大限感染リスクを低くするため、歯科医師だけでなく衛生士、助手に至るまで帽子、フェイスガード、マスク、ガウンをきて診察を行っております。院内換気や次亜塩素酸水の加湿器などなど、考えられる感染対策につきましてはすべて行っております。総合病院に勤める同期からはやりすぎと言われますが、スタッフや患者さんを守るためにできることはなんでもやります。

患者さんからそのように気を使わせてしまうこんな世の中、絶対に間違っています。患者さんに申し訳ない気持ちになりました。ニュースでは歯科医師が「衛生士がやる処置は100%不要不急」などと話してしまう報道もありました。確かに急ぎで行わなくても良い定期検診はたくさんあります。それは延期のご連絡をさせていただいておりますが、患者さんによっては歯周病ハイリスクの方もいらっしゃいます。「衛生士の処置は100%不要不急」といってしまう歯科医師はその後の患者さんのリスクは考えているのでしょうか。歯科医師の行う治療も基本は歯周病治療から始まります。そうでないと良い治療ができないからです。それも「100%不要不急」といってしまうのでしょうか。口腔ケアを行うことで細菌性肺炎の予防、重症化を抑えることができるのは歯科医師であれば常識です。今回のコロナウイルスが防げるかは疑問がありますが、併発する細菌性肺炎の予防には十分効果があるはずです。その歯科医師の発言は衛生士の感染リスクを考えているようで、衛生士の仕事を軽視していると私は思います。

とはいえ、感染リスクを考えると診療形態など考えなければならないことはたくさんあります。私たち歯科医師はスタンダードプレコーション(すべての患者さんが感染症をもっていると考えて、感染対策を行うこと)という考えが染み付いています。お医者さんよりもこの考えは浸透しています。ですが、空気感染、飛沫感染に関しては想定されておりません。歯科業界でもどのように診療をしていくのか、決めかねている状態です。ですができる限りの感染対策を行い、可能な限り診療を続けてまいります。不急の処置に関しましては延期のご連絡をさせていただきますが、継続治療の必要のあるものに関しましても治療の時期に関してはその都度ご相談させていただいております。

よろしくお願い致します。

馬込沢うすくら歯科 薄倉勝也

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